アニサキス アレルギー(2)

アニサキスアレルギーになって、そろそろ1年が経過します。前回の記事は、2月でしたが、実際にアニサキスアレルギーになったのは、初ガツオの季節、つまり昨年の今頃でした。

あれから、かつおは一口も食べていません。でも鰹節は大丈夫のようです。そもそも、鰹節を大量に摂取することはないですからね。

イカ、特にスルメイカには沢山のアニサキスがいるそうですが、タコはいないらしい、と聞いてタコは時々食べています。特に問題はおきていません。

あさり、ホタテの貝柱、うに、カニも食べてみましたが、大丈夫のようです。エビも大丈夫のようです。

この前、ちょっとチャレンジングでしたが、サーモンのお寿司を食べてみました。ご存知の方も多いと思いますが、寿司屋でサーモンが提供されるようになったのは、今から30年ぐらい前からです。それまで、サーモン、つまり鮭が刺身で提供されるこはありませんでした。寄生虫、つまりアニサキスがうようよいるからです。日本では鮭は焼く、煮る、ルイベにする等で食べていたのです。ところが、ノルウェーでは養殖技術が発達していてサーモンを生で食べていました。ノルウェーのサーモンには寄生虫がいなかったのですね。また、ややこしいのはノルウェーのサーモンは、実はニジマスという点です。日本の寿司屋のサーモンは、実は養殖のニジマスなんですね。ノルウェーの養殖ニジマスの餌にオキアミは使われていないので、アニサキスはいない、という理屈です。

そいうわけで2ヶ月ほど前、サーモンのお寿司一つぐらいは大丈夫だろう、と食べてみましたが、大丈夫でした。でも、やっぱり怖いでので、それ以来は食べていません。

アニサキスアレルギーは、アニサキスを摂取すると反応するということですから、アニサキスを取得しなければいいわけです。その観点でみると、魚を丸ごと加工してしまうような食品は、アニサキスも丸ごと加工してしまうので、絶対良くないないような気がします。例えば、鯖缶、鮭缶、鍋、焼き魚、かまぼこや魚粉を使った料理、アンチョビソースなどでしょうか。

一方、お寿司のようなもので、カニ、タコ、うに、エビ、ホタテぐらいを一貫ぐらいは大丈夫なのではないかと思います。あと海藻ですね。

アニサキスアレルギーだからといって海産物が全部ダメだという訳ではないと思いますので、時々調べながら食べることができるシーフードを増やしていきたいと思います。

ところで、魚を食べなくなってから、調子が悪くなったり、腹痛になることがなくなりました。以前は、そういうことが多かったんですね。気がつかなかったけれども、随分前からアニサキスアレルギーだったんだろうなぁ、と思う今日この頃です。