映画 - 第9話 男はつらいよ 柴又慕情

男はつらいよ、は全部見ているので、ランダムに好きな作品から記録しておこうと思う。第9作は、吉永小百合がマドンナである。吉永小百合とそのお友達三人が北陸、金沢への旅行にでかけて、寅さんに出会うという筋書きだ。ディスカバリージャパンである。1972年公開、昭和だと47年である。なんとなく、余裕が出てきた日本の若い世代の一コマを切り取った感があります。寅さんは、まだ浮いておらず、謎の旅の男が似合っています。吉永さんは、父親の反対を押し切って最後は陶芸家の男性と結婚しておわります。寅さんは、吉永小百合に好意を寄せているパターンは踏襲していますが、さすがに年齢の差を感じるところもあります。

この作品は、男はつらいよ 第13作 寅次郎恋やつれ につながっていますので、是非この2作品を連続で見ることを勧めます。第13作も、マドンナは吉永小百合で、その後の様子が描かれています。