映画 - 色即ぜねれいしょん

色即ぜねれいしょんを見ました。自分も男子校だったから、ああ男子校ってなんというか、あんな感じだようなぁ、と思い出しました。仏教系ではなく、ただの公立校だったから、あのような宗教色は全くありませんでしたけれど。

クライマックスに訪れる文化祭での主人公、渡辺大知さんによる歌の披露は、なんども繰り返して見てしまいました。歌がいいです。主役の男の子がいいです。あの表情は、なんども見たくなる。

マドンナ役に、臼田あさ美さんと石橋杏奈さんが出演していますが、おおLIFEのカッツ・アイだ、と無駄に思ってしまうので、そこが邪念が入って苦労しました。個人的には、おかん役の堀ちえみさんが妙に色っぽいのがよかった。特に後ろ姿がよい。

それにしても、なんというか全体的に漂う抑制的なエロっぽさが素晴らしいと思いました。映像だけ見ているぶんには普通の青春映画なので、電車で見ていても何も恥ずかしくはないけれど、音は出せませんね。

全体的に普通の女性への受けは悪そうですが、思春期を迎えた男の子のいるお母さんが見ると、男の子の揺れる心理の一面がわかって、我が子の理解が深まるかもしれません。


乾純 LIVE「エロチシズムブルー」

 


映画『色即ぜねれいしょん』製作発表