LINE Clova

自宅には、LINE Clovaがあります。セールの時に買いました。確か¥2,980だったと思う。安い、と思わず買ってしまいました。

スマートスピーカーって、2020年の今はどんな状況なんだろうな。かつてほど騒がれていないような気がしますね。普通、スマートスピーカーを買う人は、Amazon AlexaGoogle assistantですよね。僕は、Amazon Prime会員なので、Amazon Alexaを購入するのが一番満足度が高いのですが、当時は子供とLINEのやりとりを音声でしたいと考えていたので、LINE Clovaを買いました。

今は、子供もiPhoneを持つように成長してしまったので、ClovaでLINEをする理由がなくなってしまい、そろそろAlexaでも買ってみようかな、と思っています。

Clovaの最も魅力的な点は、やはりLINEを音声でやりとりができる、ということにつきると思います。お父さんに帰ってきたよとLINEで送ってとClovaにいえば、私のLINEに送ってくれるわけですから、それは便利でした。私がClovaにおくれば、それを読みあげてくれるわけですから、子供も喜びました。

逆に、それ以外はちょっと残念な点が多いかもしれません。ラジオはRadikoのみ、音楽はLINE Musicのみ、スマートデバイスも対応が限られており、結果的にデバイスの価格も高くて購入意欲がなくなってしまいます。せめて、Spotifyぐらい使えるといいのに、と思いますが、やはりLINE Musicをなんとしても死守したいのでしょう。

そんななか、先日、なんとなくClovaにも対応しているスマートコンセントを買ってみました。それほど高くなかったので、思わず買ってしまったのです。

こちらのコンセントです。下の方の説明に、LINE CLova対応と記載されてあります。

 

 

どうもClovaは思わず買ってしまう、というパターンが多いですね。

 

まず、リビングのライトを時間でコントロールしました。日の入りの1時間前に点灯し、日の出の1時間前に消灯する、などいろいろできて便利です。もちろん、Clovaにライトをつけて、といえば点けてくれます。

これって、おおー、未来っぽいと最初は思います。でも、全部、音声指示ができるようにしようとは残念ながら思いませんでした。自宅のリビングには、いくつかのライトがあって、それぞれを音声でコントロールするのはかえって面倒だからです。リビングの窓際のライトとピアノの上のライトを点けて、ダイニングテーブルのライトは消して、などと毎日毎日音声で、その時に用途、気分で点灯消灯を指示するのは疲れます。かと言って、ライトつけて、で全部の電気が点灯し、ライトけして、で全部のライトが消灯しても困ります。スマートスピーカーって、かゆところにはなかなか手の届かないデバイスだなーと時々思います。どっちかというと自己満足度が高いような気がします。PCの自作に近い感じ。僕は、そういうのが嫌いじゃないので、それで満足していますが、一般家庭に普及するかと言われると、PCの自作をする人が非常に限られているように、難しいのではないでしょうか。スマートフォンの破壊的な魅力(ゲーム、動画、SNS、Net Newsや音楽などなどが全部一台で直感的な操作でできる)と比べると、スマートスピーカーはおもちゃ度が高すぎる。

あと、Wifiが調子わるいと動かなくなってしまって、ルーターをリスタートしないと何もできなかったりして、面倒だったりもします。

ところで、統計によると、スマートスピーカーで最も便利だと思った機能は、音楽だということです。まぁ、声で操作できるジュークボックス、といったところでしょうか。それって、それほどすごいともいえない。AIの適用で便利だと思ったのが声で操作できるジュークボックス、というのは少し悲しい結末ですね。Appleスマートスピーカーをあくまでも音楽のため、と割り切ったのも今となっては肯けます。

私の場合、LINE Musicに加入するつもりはないので、iPhoneBluetoothでClovaに接続してAmazon musicやそのほかの音楽ソースで音楽を聞くことが多いです。

そんなわけで、Alexaを購入したら、ClovaとAlexaをBluetoothでつないで、二機種語(?)のバイリンガルに、Amazon musicを聞きやすくするつもりです。その時がきたら、またここで紹介します。