デカフェのドリップバッグコーヒー
手軽にデカフェ生活を始めるならインスタントコーヒーがおすすめですが、普段からレギュラーコーヒーを嗜んでいる人にはものたりません。
そんな時は、デカフェのドリップバッグコーヒーはいかがでしょうか。
ドリップパックコーヒーとは、ドリップコーヒーのためのバッグとコーヒーの粉が一杯づつセットになってパックで売られているものです。
コーヒーカップにドリップバッグを乗せ、そこにお湯をそそぐだけで本格的なコーヒーが味わえる優れものです。
最近では、ドリップバッグコーヒーにもデカフェの品揃えが増えてきました。
まずは、どこでも売っているUCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー です。
UCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー
こちらのドリップバックコーヒーは、コンビニでもスーパーでもどこでも売っています。すっきりとしたフレッシュな風味が特徴です。コーヒー豆はブラジルです。
AGF ブレンディッドドリップパック 安らぎのカフェインレスコーヒー
AGF ブレンディ ドリップパック やすらぎのカフェインレス 8袋×6袋 【 カフェインレスコーヒー 】【 ドリップコーヒー 】【 デカフェ 】
- 発売日: 2017/02/28
- メディア: 食品&飲料
AFG ブレンディーからもカフェインレスのドリップコーヒーが販売されています。バランスがとれた風味です。UCCのおいしいカフェインレスよりも、コクがありますので、すっきりした味わいよりもコクを好む方は、こちらが良いでしょう。
セブンプレミアム 香りゆたかなカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー
最近、セブンイレブンやイトーヨーカ堂で販売が始まった香りゆたかなカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー。こちらも、バランスがとれた風味です。UCCのおいしいカフェインレスよりも、コクがありますので、すっきりした味わいよりもコクを好む方は、こちらも良いでしょう。コーヒー豆はブラジルです。
カルディ カフェカルディドリップ 有機デカフェ エチオピアモカ
カルディにもデカフェのドリップバックコーヒーがあります。上の3つのコーヒーと比較すると、お値段も高めで、約2倍以上しますが、コーヒーにコクとフレッシュ感があり、高いだけのことはあります。コーヒー豆はエチオピアです。
スターバックス オリガミ パーソナルドリップコーヒー
自宅でもスターバックスの風味が味わえます。バランスのとれた、しかし風味豊かなコーヒーです。スタバのコーヒーで少しだけ贅沢をしたいときにどうぞ。
デカフェのインスタントコーヒー
普段コーヒーを飲まない方はカフェインを摂取している量はそもそも少ないはずなので、カフェインについてそれほど神経質ではないでしょう。
でも、コーヒーを毎日数杯飲んでいるコーヒーラバーにとって、カフェインレス生活を始めるにあたり、一番の障害はコーヒーをどうするか、ということになると思います。
もし、日々のコーヒーがインスタントコーヒーである場合、そのハードルは意外なほど簡単に下げることができます。それは、カフェインレスのインスタントコーヒーに変えること、あるいは追加すれば良いのです。
では、世の中ににカフェインレスのインスタントコーヒーにはどんなものがあるのでしょう。
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス
インスタントコーヒーの王道がネスカフェ ゴールドブレンドなのだとすれば、そのカフェインレスがインスタントコーヒーのカフェインレスの王道でもある、というのはそれほど違和感がないと思われます。
97%のカフェインをカットしており、風味もゴールドブレンドを踏襲しています。
通常のゴールドブレンドと飲み比べてみると、少し苦味が弱めでさっぱりしているように感じると思いますが、まったく違和感のない風味だと思います。
歴史も長く、すでに発売されてから七年以上の実績があります。
定期的にアマゾン定期便を利用するかたは、リフィルがおすすめです。
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス スティック
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレスには、スティック版もあります。
ただし、スティック版には注意があります。それは、スティック版には、クリームパウダーと砂糖が入っている、という点です。
ブラックで飲みたい人には、向きません。
また、好みの牛乳などを自分で調整したい人にも向きません。
外出先用やお客様の中で妊婦さんがいたりする場合の緊急対応用などに用意しておくと便利かもしれませんね。
UCC上島珈琲 おいしいカフェインレスコーヒー
意外に思われるかもしれませんが、カフェインレスコーヒーといえば、UCC上島珈琲をはずすわけにはいきません。ネスカフェと比べれば、確かに日本ブランドで世界的な知名度はないかもしれませんが、どこのスーパーマーケットでも売っているカフェインレスコーヒーと言えば、UCC上島珈琲 おいしいカフェインレスコーヒーのことです。
発売は、ネスカフェゴールドブレンドカフェインレスから遅れること2年、2015年です。風味は、ネスカフェゴールドブレンドカフェインレスよりも、すっきりしていてフレッシュな印象を受けます。
ステイックタイプもありますが、店頭ではあまりみかけません。
AGF ブレンディー
日本のインスタントコーヒーでは、ネスカフェに次いでブレンディーを愛用している方もおおいと思います。
残念ながら、ブレンディーには瓶タイプのカフェインレスは販売されておりません。
インスタントタイプでは、ステイックタイプのみの販売になります。風味は、ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス スティックとほぼ同じになります。
クライス カフェインカットのおいしいコーヒー
輸入食料品点などでよくみかけるインスタントコーヒーといえば、クライスでしょうか。クライスにもカフェインレスは当然あります。
風味は、ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレスよりも、あっさりしている感じを受けます。
普通のスーパーマーケットではあまり販売されていませんので、輸入食料品で気分を変えたい、などの時には選択肢の一つとしてかんがえても良いのではないでしょうか?
カフェインレスの場合は、ラベルは日本語になっています。
オリジナルラベルのカフェインレスもあります。こちらは50gのもの。
マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー
マウントハーゲンのカフェインレスは、まだ飲んだことがありません。ドイツのブランドです。今度買ってみたいと思います。
カフェインを含む飲料など
カフェインを含む飲み物の代表は、コーヒーだと思いますが、カフェインのはいっている飲み物は実はとても多いです。代表は以下の3つでしょうか。
- コーヒー
- 紅茶
- 緑茶
茶葉にカフェインが含まれているので、以下の飲み物にも当然含まれています。
意外かもしれませんが、以下の飲み物にも少量含まれます。
- ココア
しかし、一番意外に思うのは、いわゆるソフトドリンク類、栄養・エネジードリンク類にもカフェインが入っていることです。
ソフトドリンク
栄養・エネジードリンク類
ところで、自動販売機で何か飲み物を買おうか、と思うことは誰でもよくあることでしょう。そこには、沢山の缶コーヒーが並んでいます。缶コーヒーには、カフェインははいっているのでしょうか?
もちろん、入っています。しかも、多めに。
缶コーヒー類
- ジョージア
- サントリーボス
- アサヒワンダ
- キリンファイアー
- ダイドーブレンドコーヒー
- UCCコーヒー
缶コーヒーのカフェラテ、カフェオレ、ミルクコーヒー類にも、多めに入っていますので、ご注意ください
では、缶やペットボトルの紅茶はどうでしょう。もちろん、入っています。紅茶は、コーヒーよりも100mlあたりのカフェイン量は少ないですが、ペットボトルで500mlも飲んでしまうと、小さな缶コーヒーを飲んだ時よりも多くなってしまいます。
緑茶のドリンク類にも、当然カフェインは入っています。ペットボトルが多いので、カフェインの総量も多くなりがちです。気をつけましょう。
こうして並べてみると、何気なく購入するドリンク類、カフェや喫茶店でオーダーする飲み物のほとんどにカフェインが入っていることに驚くと思います。
日本では、カフェインの取得に規制はありませんが、諸外国では当然あります。カフェインの取りすぎは、体によくないとされているからです。
最近では、エネジードリンクの飲み過ぎで亡くなった方がいました。
最後に、飲料以外について。
- チョコレート
驚きかもしれませんが、実はチョコレートにもカフェインが含まれています。沢山食べるものではないと思いますが、気をつけたいですね。
意外なところでは、薬局で普通に販売されている薬にも入っています。
缶コーヒー、紅茶、お茶、チョコレート、あるいは花粉症の薬などを取得しているだけで、総量ではかなり多くのカフェインを取ってしまうことになりますので、気をつけたいものです。
カフェインレスの生活
先日、珈琲屋OBのコーヒーの大きさにびっくらした、と書きましたが、実は私はコーヒーが大好きなのに、あまり多くは飲めません。
カフェインに過剰に反応してしまう身体なのです。
この体質に気がついたのは、十年ほど前でした。
カフェイン過敏症っていうみたいです。
コーヒーを飲んで、眠気覚まし、集中力アップ、などはよく知られています。カフェインには、間違いなく精神に作用するのです。実際、カフェインは医薬品として使用されており、覚醒作用、解熱鎮痛作用、眠気、倦怠感、頭痛に効果があるとされています。
私がカフェインと動悸や過呼吸症状の関連に気がついたのは、些細なことがきっかけでした。夜、残業をしていて何倍目かのコーヒーを飲んでしばらくした後、吐き気を感じ、そして急激に血の気が引いて動悸が激しくなったのでした。
そこで、試しにコーヒーを止めたところ、その日から頭痛とひどい眠気が襲うようになりました。とにかく一日中眠いのです。そんな日が1週間ほど続いて完全にカフェインを抜いた頃、ようやく普通に目覚めるようになりました。私の睡眠は、コーヒーによってかなり阻害されていたようでした。
こんなに長い間カフェインを抜いたのは初めてだったので、実験をするべく試しに久しぶりにコーヒーを飲んだところ、コーヒーによって自分の気分が随分と変わるわかりました。間違いなく、目が覚めるのです。そして、少し高揚感があり、頭がすっきりするのがわかりました。その後、緊張感のような感覚が現れ、そして驚いたことに数時間後、妙な不安感を感じるようになりました。そうなんです、カフェインを取った後、数時間後には、漠然とした不安感が現れたのです。哲学的な表現によく登場する「漠然とした不安感」これは、私にとってはカフェイン切れの症状だったのでした。
その時、私は「カフェインが精神不調の原因の1つだ、間違いない」と思いました。少なくとも、自分にカフェインは合わないようだ、と結論づけたのです。それから、しばらくして私のデカフェ生活が始まりました。